高校ビブリオバトル2016

協力:河合塾/みらいぶプラス

全国大会に向け、地区大会優勝者、続々決まる

来年1月、東京・大手町の決勝大会 観戦者募集!

発表者が自分で選んだおすすめ本のよさを5分で語り、観戦者が読みたくなった本を投票するビブリオバトル。その高校生日本一を決める「全国高等学校ビブリオバトル」。地区大会、来年1月の決勝大会の観戦者募集中です。⇒日程等はこちら

【速報!】地区ブロック大会、県大会からの全国大会進出者が、続々決定!

★東海大会代表は、舟橋令偉くん(三重・青山高校)、神奈川県代表は、平塚中等教育学校4年の前島千手さん

★東北、北陸、四国、中国大会、鹿児島県、静岡県大会速報も

地区大会の速報、全国大会出場者の声はこちらから

ナンバーワンかつオンリーワンの、「魔法をかける人」になるためには

『これからの世界をつくる仲間たちへ』落合陽一 

磯村明子さん(愛知・椙山女学園高校2年) 

人間は将来、コンピュータを道具として使いこなす「魔法をかける人」と、コンピュータに使われる「魔法をかけられる人」の2種類に分かれ、ほとんどの人は「魔法をかけられる人」になってしまうだろう。…続きを読む

人生が決まる高校入試をぶっつぶす!?正しいのは誰の正義か

『高校入試』湊かなえ  

青木勝之くん(愛知・東海高校1年) 

舞台は、地元で有名な公立進学校。入学できなければ、たとえどんなに良い会社に入ったとしても、なかなか正当に評価してもらえません。入試の前日、「入試をぶっつぶす!」と書かれた張り紙が見つかります。…続きを読む

 

「施設育ちはかわいそう」とみなす固定概念を打ち砕け

『明日の子供たち』有川浩 

山田愛玲さん(愛知県立五条高校3年) 

児童養護施設「あしたの家」の主任職員である三田村慎平が、ここで暮らす子どもたちや職員たちと互いに影響し合いながら、少しずつ成長していく物語です。…続きを読む

 高校ビブリオバトル2015・2014

全国高等学校ビブリオバトル2015

阿部希望さん(大分県立芸術緑丘高校)紹介の『残像に口紅を』(筒井康隆)がグランドチャンプ本に!

準グランドチャンプは、福永有希也くん(東京都立練馬工業高校)。ゲストに、明治大教授の斎藤孝先生、作家・辻村深月氏、芸人「笑い飯」哲夫氏。★決勝1月10日@東京

江戸っ子たちが、めちゃハマったライブ=歌舞伎。その同好会を高校に作ろう!

『カブキブ!』榎田ユウリ

長田眞帆さん(神奈川・函嶺白百合学園高等学校) 

通称「クロ」が、高校に歌舞伎部同好会を作ろうと奮闘するお話。クロの親友の「とんぼ」や、演劇部の王子様「かおる先輩」など、個性的なキャラクターがたくさん…続きを読む

作者は文化人類学者。奥深い世界観とスピード感のある展開が魅力のファンタジー 

『精霊の守り人』上橋菜穂子  

長浜希実さん(栃木県立宇都宮女子高等学校2年) 

ある日、主人公は30代の女用心棒バルサは新ヨゴ皇国の第二皇子であるチャグムの命を救います。実はそのチャグム、実の父である帝から命を狙われていました。…続きを読む 

エイズ、ガンが克服される日は来る!体内でのウイルスvs.細胞たちのバトル  『好きになる免疫学』萩原清文 

藤武知希くん(茨城・水戸第一高等学校2年) 

以前は風邪をひくと毎回喘息に苦しみましたが、今では全く平気です。なぜ喘息は治ったのか。そもそもなぜ喘息は起きるんだろう。その答えが、この本にあります。この本を読めば、ウイルスと白血球のバトルがよくわかります。…続きを読む

サトルと飼い猫ナナの強い心の繋がりに大号泣

『旅猫リポート』有川浩

細川佳吾くん(東京成徳大学高等学校1年)

僕は人との繋がりがあってこそ本当の幸せがあると思います。主人公サトルは飼い猫であるナナを飼えなくなってしまい、新しい飼い主を探すために、小・中・高と友人たちをめぐっていくのですが…続きを読む

俵万智さんの和歌の解説で、光源氏と女性たちがより魅力的に 

『愛する源氏物語』俵万智 

栗山晏奈さん(滋賀県立膳所高等学校) 

この本の魅力の1つ目のポイントは、和歌です。『源氏物語』がわかりにくいのも実はここにあって、和歌を理解しないと、登場人物の心情がすっ飛ばされた状態で読むことになり、あらすじしかわからないのです。 …続きを読む

もし違うサークルに入っていたら、薔薇色の大学生活が待っているのか 

『四畳半神話大系』森見登美彦 

西脇悠太くん(東京都立日比谷高等学校2年) 

主人公は京都の大学3年生の男子学生。この本は、4章で構成され、主人公のサークルが章ごとに違います。彼は自分の現実に満足できず、もしも今とは別のサークルを選んでいたらどんな未来が待っているか、と考えてしまうんです。…続きを読む

 

使える文字が一文字ずつ減っていく!? まさに本好きのための本 

『残像に口紅を』筒井康隆 

阿部希望さん(大分県立芸術緑丘高等学校2年) 

この本の中には驚くべき仕掛けが施されています。本の最初から最後まで、1回も「あ」という文字が出てきません。例えば「あい」や「あなた」。5ページ目からは「ぱ」、10ページ目からは「せ」がなくなります。…続きを読む

病気の女の子に振り回される僕。最後まで読むと表紙の謎が解ける 

『君の膵臓をたべたい』住野よる 

福永有希也くん(東京都立練馬工業高等学校3年) 

物語は、高校生の咲良が余命宣告を受けた時から綴っている日記を、クラスメイトの僕が見つけ、彼女の病気を知ってしまうところから大きく動き始めます。病気を知ってしまったがために山内咲良に振り回されていくんです。…続きを読む 

 

18年間の記憶と言葉を失うも、絵を描く力は残った 

『ぼくらはみんな生きている』坪倉優介 

兼松綾那さん(徳島県立脇町高等学校2年) 

著者の坪倉優介さんは、現在は草木染めの染色家として独立されていますが、18歳、芸術大学1年生の時に交通事故によって全ての記憶を失ってしまっています。言葉も全て失い、何か感じても言葉で表現することができません。 …続きを読む

 

実在する紅茶専門店。愛と絆「ラボンド」がテーマの心温まる短編小説

『奇跡の紅茶専門店』荒川祐二

松田阿南くん(大阪・明星高等学校)

テーマは愛と絆。様々な悩みを持った人がこの紅茶専門店にたまたまやってきて、オーナーと言葉を交わす中で、悩み解決の糸口を見つけていくというものです。…続きを読む

俺ってなに? 俺って誰? 増殖する俺に自分の価値を問う 

『俺俺』星野智幸 

岡田純子さん(埼玉県立松山女子高等学校3年)

成り行きでオレオレ詐欺をしてしまうことになった俺は、詐欺を働いたその母親の息子、大樹として扱われて大パニック。さらにその後、もう1人の俺が現れ、その後、自分にそっくりな俺が大量発生します。…続きを読む

 

結末のない物語は、迷っているあなたへのエール 

『物語のおわり』湊かなえ 

冨樫紅実さん(秋田県立大館国際情報学院高等学校3年) 

最初の短編『空の彼方』は一冊の本として登場します。一人の旅人がその本を手にして「あなたも読んでみて」と、次の人へ。そして受け取った人が短編集の主人公になるという形で、話は進んでいきます。…続きを読む

 

一歩踏み出したい時に応援してくれる、青春「飛び込み」小説 

『DIVE!!』森絵都 

後藤海さん(北海道札幌南高等学校2年) 

1.4秒という時間で自分の壁を越えたり、まわりの人々を引きつけたり。そんなことができるのが"飛び込み"の世界。飛び込み台から飛び出してから水に入るまでの1.4秒に青春の全てを懸け奮闘する中学生・高校生が主人公です。…続きを読む

 全国高校ビブリオバトル2014

全国高校ビブリオバトル2014のゲスト

作家・角田光代さん

ビブリオバトル、本のおもしろさを人に伝えるおもしろさ~本を読む人の内面がホロッと見える
<高校生ビブリオバトルを観覧して>

 →2014年の結果

校舎に閉じ込められた高校生8人。でも、私たちは7人のはず…
『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月
中村朱里さん(静岡県・日本大学三島高校2年)
ある雪の降る日、高校生たちが登校してくると校舎には8人しかいない。待てど暮らせど一人も来ない。不思議に思った8人は校舎の外に出ようとしますが、扉が開きません。8人は校舎に閉じ込められてしまったのです。…続きを読む

アンパンマンの作者が、身近な幸せを教えてくれる 『わたしが正義について語るなら』やなせたかし
榎一真くん(島根県立浜田商業高校3年)
「正義の味方」と聞いたら、何を思い浮かべますか? 仮面ライダーやウルトラマン? この本の著者である、やなせさんのキャラクター、アンパンマンも正義の味方です。「子どもっぽい」と言われそうですが、実はアンパンマンってすごく奥が深いんです。…続きを読む

 高校図書部より

「泣ける本」特集! 甲南女子高等学校[兵庫]図書部

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文

京都の美大に通う南山高寿は、同じ電車に乗っていた美少女、福寿愛美に一目惚れ。次第に惹かれ合う2人。涙もろい彼女。しかし、高寿はある日、その涙の理由を知ります。彼女は違う世界から来た人間だったのです。同時に、2人が恋人として過ごせるのが、あと少しだと知り…。

 大学生から高校生へ 高校時代にしておきたいこと、読んでおきたい本

『14歳からの哲学入門』飲茶

新藤宣和さん(学習院大学文学部哲学科) 

この本は、巧みなたとえ話や著者自身の考えを交えつつ、これまでの哲学者の思想を実に丁寧に説いてくれています。哲学科への進学を考えていない方も、ぜひ一度は手にとって読んでみてほしい一冊です。

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』遙洋子

宇都木大樹さん(国際基督教大学教養学部)

この本を読んだのは浪人生最後の授業の帰り。大学生としての学びが始まる時。受動的学習から能動的学習への変化とも言えます。大学での学問の準備になり、学問への意欲が湧く一冊です。

 

 ライトノベルのソムリエ@おススメの1冊

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

永田 大輔 (筑波大学大学院人文社会科学研究科院生)

教室をめぐるサバイバルに関する、ライト(軽い)ノベルとしては、「重い」作品を紹介します。桜庭一樹はライトノベル作家と純文学作家の丁度中間にいるような作家の一人で、直木賞の受賞経験もある作家です。彼女の文学の中で最も評価されているのは「少女」の描き方でしょう。→詳しくはこちらから