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スーパーに配属された県庁職員と民間人の駆け引きが面白い

『県庁の星』桂望実

久堀隆一くん(大阪府立金岡高等学校3年)

『県庁の星』(幻冬舎)
『県庁の星』(幻冬舎)

今日僕が紹介する本は『県庁の星』という本になります。この本との出会いは5年くらい前。サンタさんに当時流行っていた「星のカービィ」というゲームを頼んだときに、朝起きたらこれが置いてあった。星違い、ですね。

 

この本は桂望実さんという方が手掛けている本。織田裕二や柴咲コウなどが出演し映画化もされているので、知っている人もいると思います。ある県庁の職員が、急に「庶民と一緒の暮らしをしろ」と言われてスーパーに配属されます。そこでいつも貴族のような暮らしをしている職員とスーパーの店員との駆け引きが始まります。しかし職員はだんだんと馴染んでいき、みんなと仲良くなったり、恋愛もしたりします。最後には職員とバイトリーダーの女性がいい感じになって、助けたりもします。

 

僕は映画も見ました。映画でいうとマイベスト。『ハリー・ポッター』『スパイダーマン』『県庁の星』というくらい、面白い作品です。

 

久堀隆一くん
久堀隆一くん

まず文の書き方ですね。文字がとっても見やすい。僕は視力が0.1か0.2ぐらいでコンタクトは面倒だからしていません。だから、みなさんの顏は見えていません。そんな僕でも、この本の字は見える! すごく良い本です。ストーリーもとっても良いです。最後20ページは絶対見て欲しいですね。

 

※現在は幻冬舎より出版されています。

久堀君が持っているのは、小学館版

[出版社のサイトへ]

 

 

<全国高等学校ビブリオバトル2015 関西大会の発表より>