ふくろう先生の新書探検隊

地球のために、新しい学問。答えのない旅にみんなで行こう!

始まった!ふくろう先生との探検。先生は地球や日本の未来をとっても心配している。紛争も難民も絶えない。政治も経済も不安定。異常気象は明らかで、エネルギー危機も叫ばれる。そんな世界の課題に切り込む、新しい視野の学問を探そう。答えはないかもしれない。だけれども、そこにこそ、これからの高校生、若者のあゆむ道があるのでは…。さあ、ふくろう先生と高校生たちによる新書の森探検が始まった!

生命科学者・ふくろう先生について

生命系学科で20年以上も微生物を扱い、物理学の視点で分子や遺伝子のあり方を探り、学界で多くの成果を示してきた"気鋭!生命科学者"。その過程で、ウイルソンの社会生物学に出会い、生物学や進化学を取り入れつつ横断する、人文・社会科学分野の必要性に気づく。現在は22世紀に向けた新たな社会構築のモデルを思案中。

 

今回挑戦する課題はこれだ!

これからの予定

第5回 経済学に学ぼう(3)資本主義とは

第6回 生物であるヒトとは(1)生命誕生と進化

第7回 生物であるヒトとは(2)ヒトの誕生と本性

 ほか

 

第4回 今の世界は資本主義による市場に支えられている?〜経済学に学ぼう

<その2>貨幣って何だろう

混迷を深める現代の世界を理解するには、経済学が不可欠です。そこで、経済についての新書を数多く取り上げることにしました。経済学とは何かを勉強するために、既に基礎的な本をいくつか紹介しました。(→基礎的な本はこちら

 

そして現代の経済を動かしている資本主義社会については、その資本主義の「資本」と関係が深い、貨幣のことから始めるのが良さそうですね。そこで、貨幣の起こりや貨幣の特徴を解説した新書を紹介します。 


第3回 今の世界は資本主義による市場に支えられている?〜経済学に学ぼう <その1>資本主義を考えてみる〜まずは基礎

私たちの日常生活は、資本主義による市場の経済が成立し、その上の産業(モノが製造され、商売を通して売られ買われるなど)がうまく回ることで成り立ってきました。しかしそこに減速は許されないようです。貧困や格差も地球の温暖化も、資本主義の中にあり、それらをなくすことなどできるのか。そこで今回は、その経済の仕組みを考えている「経済学」についての新書をいくつか取り上げてみました。経済学は、どう日常生活や社会を分析しているのでしょうか。

『金融がやっていること』

永野良佑(ちくまプリマー新書)


『高校生のための経済学入門』

小塩隆士(ちくま新書)

『もうダマされないための経済学講義』

若田部昌澄(光文社新書)


第2回 地球温暖化問題に挑もう

近年、ゲリラ豪雨や季節外れの台風などが大きな被害をもたらしています。多分、多くの方は、年々気象が異常になって、竜巻や台風、大雨の被害がこれからもますます大きくなっていきそうだと、恐ろしく思っておられることでしょう。「測定が始まって以来初めての・・・」とよく報道されます。その異常気象の原因として、温暖化が取り上げられています。今回は、その異常気象と地球温暖化のことについて書かれた数冊の新書を紹介します。

『地球温暖化 ほぼすべての質問に答えます!』

明日香壽川(岩波ブックレット)



第1回 貧困・格差を考えよう

最初に考えてみたいのは、格差・貧困の問題です。

 

貧困や格差社会といった問題がよく新聞にも取り上げられています。今も地球上の約1割(8億人)は1日150円以下の収入で、貧困に苦しんでいると言われます。日本では、若者の非正規雇用や貧困老人のことがよく話題にのぼります。そして、そうした問題に実際取り組み、いろいろな活動をする方々のお陰で、少しずつは改善されています。

 

今回、そんな改善に向けての努力をされておられる方々の本を紹介します。 


『弱者99%社会 日本復興のための生活保障』宮本太郎:編(幻冬舎新書)

『「助けて」と言える国へ 人と社会をつなぐ』奥田知志、茂木健一郎(集英社新書)


『貧困についてとことん考えてみた』湯浅誠、茂木健一郎(NHK出版新書)


※本コーナーは、神奈川県立多摩高等学校にご協力いただき、新たな「総合的学習の時間の取り組み」の一環で、多摩高校生にもご参加いただき作成しています。